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任せて安心という謳い文句に魅かれてどっかのマイスターに相談したら、「そんなん出来ませんわぁ~~」とか「説明が二転三転した上にゴニョゴニョ言い始めた」といった態度を取られたとのご相談が今年から急に来るようになりましたので、儲からない靴修理依頼が来た際どうやって修理業者が断るかの方法について、ご相談内容を元にした作り話で解説いたします。


まず、一般人が靴修理を依頼しようとする際の業者選択としては、修理業者をまとめたサイトなんかが簡単でお薦めでしょう。

色々な業者を見て選べて、何件かの気になる業者に一括して相談できるのは便利ですしね。

で、問い合わせフォームから問い合わせを送った際、ちょっと難しそうな修理になりそうだと、業者から修理希望の靴をいくらで買ったかと聞いてくるんです。

ここで「〇万円で購入しました。」と返信すると、業者は修理の希望内容によって受けるか受けないかの振り分けを行うんです。

ただし、かかとの修理は大いに儲かる仕事なので、ホイホイ受けます。
オールソールも大体は儲かるので、これも受けます。


ん?大体は儲かるって?どういうこと?

はい、ポリウレタン底の修理は、安易な修理方法でない限り儲かりません。
なので、この辺の修理になってくると、最初に客から聞いておいた購入額を利用します。

利用するってどういう意味?

はい、難しい修理は高くついても当たり前という固定観念や先入観を持っている客に、高い修理費を言っても何らおかしいとは思われませんから、購入額よりも修理費を高く言うんです。

修理費が購入額より高いと言われれば、普通あきらめるでしょ、普通。


これは他の修理、例えば靴本体の修理とか、難しい修理になってくるともっと効果てきめんです。

買った額よりも高い修理費で古い靴を直す人間なんて、まずほとんどいませんからね。
(形見の品とか、大事な記念の靴なのでどうしても直したいという人も中にはいますが)


なので、「基本断らない」とか、「出来ないと言わない」、「どんな靴でもご相談を」を大々的に謳っておいても全く問題ないんです。

もし誘い文句につられて、面倒くさい修理や自店では出来ない修理の問い合わせが来たとしても、とにかく高い修理費を言えば、まず100%向こうから断ってきます。

更に「見積もった修理額が高いと思われたとしても、それは個々のお考えによるものなので、嫌なら他に行ってください。」と最後の殺し文句を言えば、客は「ぐぅ・・・」と言って帰っていくだけです。

このやり方で、自分の店では修理出来ない靴を相談されたとしても、全くのノーダメージで追い払うことが出来ます。

逆のことを言えば、変わった修理も出来るのならそもそも修理実例に上がってますし、上がっていない修理なら引き受けて修理実例に追加しようとするもんですよね?


相談の最初に業者から「この靴いくらで買いました?」なんて聞かれたら、あぁ、こんな裏話があったなぁと思い出しといてください。




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