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クラークス オールソール例です。




クラークス ネイチャー2のソールが加水分解を起こしている状態です。

いつもの如く、インソール再使用にて修理を行います。




アウトソールには、当店定番のビブラムNo2668ソールを使用しました。

当店では、クラークスネイチャー2修理の新たな修理法も考案しておりますので、ご期待ください。



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前回のクラークス ナタリーの、オールソール その後です。




ソール材の中に組んである芯材も、この様に一度取り外して貼り直しを行います。
この芯材に摩耗などの傷みがある場合は、作り直しをすることもあります。





現在入手できる黒色の天然クレープ材では良い厚みが無かったため、今回は着色を行いました。

なお黒色の天然クレープ材の厚みがどうにかならないかを資材店に相談した所、時間さえくれれば厚みは何とかなるかもという話をもらいました。

材料加工費にコストがかかるそうなので今回の修理費より高くなりますが、多分1万円辺りでいけるかなと思っています。


最近ですが、「業界歴〇〇年」という肩書と、「他店で断られた修理ご相談ください」との売り文句に引かれて他店に相談したのは良いけれど、「そんな修理は出来ませ~ん」と言われたという方からの相談がまた増えてきました。


ちなみに何十年この世界に居ようが、業界歴はやる気も努力もなかったら何の意味も無いんですが、「業界歴ウン十年」と「他店で断られた修理ご相談ください」をセットにしたセールストークは良く効きます。

めんどくさいから、お金にならないからという理由で断っておいても、なんせウン十年の業界人が出来ないと断るほどの相談内容なんですから、お客は「出来なくて当然だったな。。。」と勝手に自己完結してくれますし、業界人にとってこれほど便利な言葉はありません。

そのめんどくさい・お金にならないという理由で他店に断られてしまう例を、次回お目に掛けようかと思います。


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クラークス ナタリーのオールソール途中です。



天然クレープソールの摩耗と劣化が進んだため、オールソール交換を行います。




かかと部分のアップ写真ですが、巻き上げられた天然クレープ材はベタベタしており、取り除くのは大変なのです。
さて、グラインダーで削り取って、靴も機械も散々な目に会いましょうか。




と言いつつ、写真に写っている通り、グラインダーは使わずにソールをペロリと剥がしました。

なぜグラインダーをかけたがる業者が居るのか、そしてあえて散々な目に会うというグラインダー作業をして、ネチョネチョするからナタリーは嫌いだと言いたがるのでしょうか?




つま先部分もこの通り、天然クレープのべたつき具合も関係なく、さらりと剥がしております。

作業レベルとしても、★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2/10レベルと、業界歴1年未満の初心者でも対応出来ないと問題がある内容になります。

この後の天然クレープソールを貼り直した完成品については、明日か明後日くらいにアップできると思います。


ちなみに口の上手い修理業者になると、クラークス社はナタリーに天然クレープを使うなんて使用者の事を考えていない。と言い放ちます。
その上で、違う方法でソールを作り換えた方が長く快適に履けますよ。と言いくるめてきます。

個人の自由で購入したナタリーの悪口を言っておいて、自分の修理都合にいい様に洗脳しようとしてくる業者はいっぱい居りますので、ご注意ください。





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クラークスのオールソール例です。



ポリウレタンソールが加水分解し、縫い付け部分から崩壊しています。





手動出し縫いミシンを使用して、前と同じ針孔に縫い針を落としていきます。
このミシンですが、小改造をすれば針のピッチを元々の幅よりも大きく改造出来るという様に、使用者の使用状況に合わせられる汎用性の高いミシンです。





手動で縫う速度も自由に変えられ、縫い穴を目視で確認しながら縫い付けが出来ますので、縫い穴のずれも起きません。






今回も元のインソールを再使用できる様に修理を行いました。

修理費用ですが、12,000円(税別)となります。






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クラークス ナタリーのオールソール修理例です。



ソールが挟まれて、めくれてしまった状態です。




内部の構造体までは被害が出ていませんので、クレープソールのみ交換を行います。




ソール交換後です。

今回は天然クレープ材を元と同じ形状に貼り付けましたが、靴の前と後ろは元々特別な貼り付け方がしてあり普通の修理感覚で貼るとカーブした箇所に皺が寄ってしまい、見た目が汚く仕上がりますので、ちょっとだけテクニックを用いて元と同様に貼り上げました。




ナタリーのオールソールになると、どこの修理店も違う方法で修理したほうが良い(上手く貼れない)という説明をして、元と同じ内容でのオールソールはしないよう薦めてきますが、実際の所今回の作業自体は簡単なレベル(10段階でも2~3程度の初級者-中級者で出来る内容)であり、面白い修理内容の一つですので、お近くの靴修理店に相談してみるのも良いでしょう。



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