忍者ブログ
LV紳士バッグ修理例です。
※鞄修理は原則として取り扱っておりません。

取っ手部分に亀裂が入ったのでストアに持って行ったら、2万円の修理費が掛かると言われたとのことで当店にお持ちになられました。





修理前を撮り忘れましたので、いきなり修理後の写真です。



 

取っ手の内部構造を把握しようと分解しますと、中の芯材には靴の構造材で使用されているパルプシートだったのが驚きでした。
(写真から靴底のマークと矢印が見えると思います)



 

千切れ無い様に補強材を組みこんだ取っ手部品を作成しました。
丁度風合いの合うイタリーの革が手持ちであったので、違和感なく交換出来たかなと思います。

今回の交換費は5,000円(税別)になります。

他店では結構断ることの多い修理の一つではありますが、実は当店も鞄修理は原則お断りしていますので、ご注意ください。
※一定の条件が揃えば、対応いたします。

他店が断る靴修理については、次回に変更します。




拍手[0回]

PR
前回のクラークス ナタリーの、オールソール その後です。




ソール材の中に組んである芯材も、この様に一度取り外して貼り直しを行います。
この芯材に摩耗などの傷みがある場合は、作り直しをすることもあります。





現在入手できる黒色の天然クレープ材では良い厚みが無かったため、今回は着色を行いました。

なお黒色の天然クレープ材の厚みがどうにかならないかを資材店に相談した所、時間さえくれれば厚みは何とかなるかもという話をもらいました。

材料加工費にコストがかかるそうなので今回の修理費より高くなりますが、多分1万円辺りでいけるかなと思っています。


最近ですが、「業界歴〇〇年」という肩書と、「他店で断られた修理ご相談ください」との売り文句に引かれて他店に相談したのは良いけれど、「そんな修理は出来ませ~ん」と言われたという方からの相談がまた増えてきました。


ちなみに何十年この世界に居ようが、業界歴はやる気も努力もなかったら何の意味も無いんですが、「業界歴ウン十年」と「他店で断られた修理ご相談ください」をセットにしたセールストークは良く効きます。

めんどくさいから、お金にならないからという理由で断っておいても、なんせウン十年の業界人が出来ないと断るほどの相談内容なんですから、お客は「出来なくて当然だったな。。。」と勝手に自己完結してくれますし、業界人にとってこれほど便利な言葉はありません。

そのめんどくさい・お金にならないという理由で他店に断られてしまう例を、次回お目に掛けようかと思います。


拍手[1回]


クラークス ナタリーのオールソール途中です。



天然クレープソールの摩耗と劣化が進んだため、オールソール交換を行います。




かかと部分のアップ写真ですが、巻き上げられた天然クレープ材はベタベタしており、取り除くのは大変なのです。
さて、グラインダーで削り取って、靴も機械も散々な目に会いましょうか。




と言いつつ、写真に写っている通り、グラインダーは使わずにソールをペロリと剥がしました。

なぜグラインダーをかけたがる業者が居るのか、そしてあえて散々な目に会うというグラインダー作業をして、ネチョネチョするからナタリーは嫌いだと言いたがるのでしょうか?




つま先部分もこの通り、天然クレープのべたつき具合も関係なく、さらりと剥がしております。

作業レベルとしても、★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2/10レベルと、業界歴1年未満の初心者でも対応出来ないと問題がある内容になります。

この後の天然クレープソールを貼り直した完成品については、明日か明後日くらいにアップできると思います。


ちなみに口の上手い修理業者になると、クラークス社はナタリーに天然クレープを使うなんて使用者の事を考えていない。と言い放ちます。
その上で、違う方法でソールを作り換えた方が長く快適に履けますよ。と言いくるめてきます。

個人の自由で購入したナタリーの悪口を言っておいて、自分の修理都合にいい様に洗脳しようとしてくる業者はいっぱい居りますので、ご注意ください。





拍手[0回]


マムート登山靴の改造例です。

新品登山靴の足趾関節が当たるとのことで、幅出しをする改造を行いました。




伸長器にかけてもほとんど意味が無いので、ソールを剥がして強制的に容積を増やす方法を採ります。




両足共にソールを剥がします。
この後釣り代をずらして靴内容積を確保しますが、単にずらせば良いというわけではありません。




剥がしたソールを貼り直して完了です。
実際には靴製作の知識と靴修理の技術が必要な作業なのですが、内容的には普通の靴修理が出来る業者であれば簡単に出来る内容ですので、お近くの普通の靴修理店に相談されるのも良いかと思います。


ちなみに、別件でこういうご依頼もあります。




夏の農作業などで使用する日除け具のバックルが割れたので、交換して欲しいとのご依頼です。




爪が片方折れてしまいました。




厚みのある強度の高い部品に換えました。
明日には仕事で使われるとのことなので、即日対応させていただきました。

今年の夏も暑いので、熱中症にはお気を付けください。



拍手[0回]


レッドウイング 修理例です。





かかと部分の摩耗を修理しました。

上記のタイプであれば一般的な靴修理店でしたらオールソールをお勧めするか、逆にお客様からオールソールとの指定をいただくのが普通ですが、一回かかとのみ補修をして前半分がもう少し摩耗した所でオールソールをした方が、コスト的にも安く付きます。

また、オールソールにしないと問題が起きるレベルでなければ、紳士靴や婦人靴のかかと修理をする内容・理由と同じですから、オールソール以外は考えられないという方で無い限り、かかとのみ補修もお勧めしております。

ただし同じ素材での補修は出来ないので、写真の様な仕上がりになります。
(ご来店いただければ、アウトソール材を選んでいただく事が出来ます)

ちなみに当店でV27もしくは4014でオールソールを行った場合、8,000円(税別)になります。
かかと補修については、摩耗の足し物有りで2,500円(税別)になります。



最後に、儲かり度が違うので他店ではオールソールばかり押してしまいがちになりますが、オールソールを薦める行為が悪いという意味ではありません。




拍手[1回]

HOME  → NEXT
Copyright (C) 2016 靴。修理。その他。 All Rights Reserved.
Material by © 超シンプル素材集HP素材のおすそわけ。 TemplateDesign by kaie
忍者ブログ [PR]